「Web業界・年収500万円の壁」を乗り越える方法~ディレクター編

年収500万円以上なら集客ノウハウも求められる!

WEBクリエイター&デザイナー、WEBディレクター、WEBマーケッター。各職種について、年収500万円を超える求人情報をリサーチし、求められる技術、経験、人材要件をチェック。今回はWEBディレクターについて紹介します。

一般的にWEBディレクターとはサイト制作のディレクション、プロジェクト管理、品質管理を行う仕事です。カットオーバー後は効果測定などを行い、サイトが最大限の効果を出せるように運用を仕切っていく仕事でもあります。自らデザインやライティングなど、実制作を行うこともあります。

平均年収をみてみると約442万円。公開されている求人情報から見てみると、年収400〜499万円が34%と最も多く、次に多いのが年収300〜399万円の31%。年収500〜599万円が10%、年収600〜699万円が13%と、年収500万円を超えるのも現実的な範囲といえそうです。では実際、どのような技術、経験、人材要件を満たせば年収500万円を超えるのでしょうか。

企業がサービスや社内システムをWEB化する動きはまだまだ続くと見られています。それゆえ、専門知識があり、全体を仕切れるディレクターを求めている企業は数多くあります。実際の年収500万円以上の求人を見てみましょう。

【A社】募集職種:WEBディレクター

年収 650万円〜1,000万円

業務内容

  • データの定量調査と定性調査の両方から課題を導き出し改善案を提案
  • 中期的なサービスの成長を実現させる
  • プラットフォームはPC、スマートフォン、O2Oなどユーザーが接触するメディア全て

必要スキル

  • 立ち上げから終了までのディレクションスキル
  • 工数管理やWBSさせくの経験ができる
  • プロジェクトマネジメントスキル
  • アクセル解析のスキル
  • スマートデバイスの経験
  • SEO、集客の基礎知識

人材要件

  • 中長期的なサービスビジョンと短期的な目標遂行の進行ができる拾い視野を持っていること

【B社】募集職種:WEBディレクター

月給25万円以上(年収例630万円/入社5年目)

業務内容

  • クライアント企業に対する営業支援、コンサルティング業務
  • プロジェクトの戦略立案
  • プロジェクト管理・進行管理
  • クオリティコントール

必要スキル

  • コーポレートサイト制作経験
  • WEBマーケティングの知識
  • HTML、CSS、JavaScriptの知識

人材要件

  • 常に向上心をもって取り組める人

年収500万円を超えてくる案件となると、プロジェクト管理はもちろん、中長期を見据えた戦略立案能力や、WEBそのものはもちろん、SEOやソーシャルメディアを駆使した集客手法などの知識も必要になってきます。そこまでできるようになれば、年収600万円以上も視野に入ってくるでしょう。

加えて重要なのは、さまざまな規模・タイプのサイトを制作した経験です。WEBディレクターは、成功体験を積み上げていくことによって、年収を上げていくことが可能な職種といえるでしょう。

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