広告代理店業界第3位ADK(アサツーディ・ケイ)グループに転職するには?

日本の広告市場は2019年の段階で約7兆円規模と巨大産業であり、これからも伸びが期待されている成長市場。新卒の就職先や転職先として依然として人気のある広告業界ですが、そのなかでも最大手とされているのが、みなさんも一度は聞いたことがあるであろう電通、博報堂、ADK(アサツーディ・ケイ)の3つです。

広告代理店ということで、同じようなことをやっているのかというとそうではなく、もちろんそれぞれに強みや特徴があります。電通はマスメディアや海外、スポーツに強く社風は体育会系で高給。博報堂はデータ収集や分析などのマーケティングのほか「クリエイティブの博報堂」と呼ばれるほどに制作に強く、さまざまな個性が集まって組織を形成する個の実力で勝負するような社風。ADKはコンテンツビジネスに強く国民的アニメの版権のIPホルダーであり、近年新しい分野へのチャレンジが活発という特徴を持っています。

今回は、日本3大広告代理店の中でも、さまざまな取り組みを始めたADKに焦点を絞って、転職を考えている人の役に立つ情報や実際の求人情報をデジマージョブがご紹介いたします。

【1】日本最大級の広告代理店ADKとは?

株式会社アサツー ディ・ケイ(以下ADK)は、国内広告代理店の第3位に位置する会社です。1956年に稲垣正夫氏が中心となり株式会社旭通信社(略称はASATSU)として設立され、雑誌広告に申し込みハガキを付けるなど、斬新なアイデアを次々と実現し業績を伸ばしました。また、当時はまだ少なかった子供向けテレビ番組として国産のアニメーション作品の企画制作を開始し、現在にも繋がるコンテンツビジネスの先駆者として業績を拡大しています。1987年には、広告業界では初となる東京証券取引所に上場し、1990年に広告会社として初の一部上場を果たすなど日本の広告業界のパイオニア的存在です。

1999年には、1951年に設立され、企画・マーケティングに強みを持つ当時業界7位だった第一企画株式会社と合併。旭のAと第一企画のDKで現在の社名であるADKとなりました。

【2】近年になってADKは大きく変化している

近年になってADKを取り巻く環境は大きく変わってきました。2015年に伝統的な広告代理店業態から、統合的なマーケティング支援を専門とするプロフェッショナル・サービス会社への転換を目指すVISION2020を策定。2017年のペインキャピタルによる株式公開買付け(TOB)が成立し1998年から続いていたイギリスの世界最大の広告代理店グループであるWPPグループとの資本・業務提携を解消。2018年には非上場化とすることで、株主の影響力に左右されることなく独自の長期戦略を推し進める決断をしました。それにより、外部からの経営陣の登用や社内の構造改革が推し進んだと言われています。

また、2019年により専門性を高めるために持株会社体制へと変更。それぞれの特徴や強みを活かした4つの会社が誕生しました。

【2-1】ADKホールディングス

ADKホールディングスは、ADKグループの純粋持株会社で、ADKグループの全体戦略や運営方針の立案ならびに事業会社の管理・監督を行っています。また、グループ各社に総務・人事などバックオフィス機能を提供し、それぞれが専門分野に専念し、効率的に事業を行える環境をバックアップしています。

【2-2】ADKマーケティング・ソリューションズ(ADK MS)

ADKマーケティング・ソリューションズ(ADK MS)は、コミュニケーションを中心としたマーケティング領域の統合的ソリューションの提供と、マーケティングデータを活用したデジタルおよびマスメディアの計画とバイイングを担うマーケティング事業会社として再編されました。

【2-3】ADKクリエイティブ・ワン(ADK CO)

ADKクリエイティブ・ワン(ADK CO)は、クリエイティブおよびプロモーション領域における企画から制作まで、ワンストップで実現するプロモーション事業会社・総合クリエイティブ会社として、ADKのクリエイティブ・ソリューション事業部門とADKアーツが経営統合しました。

【2-4】ADKエモーションズ(ADK EM)

ADKエモーションズ(ADK EM)は、アニメなどのコンテンツ事業の独自性を高めてライツ・マーケティングビジネスの基盤を強固にするコンテンツ事業会社として、ADKから分割・設立されました。

【3】ADK最大の特徴、強みであるコンテンツビジネス

ADKの最大の特徴は、アニメ版権などIPホルダーであること。1963年に放送を開始した「エイトマン」を皮切りに、国内外で人気の高い「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」「ワンピース」などの制作に取り組んできました。また、2007年からは日曜日の朝の子供向け番組枠、通称ニチアサにおいて仮面ライダーシリーズ、プリキュアシリーズなどの実写特撮やアニメーションの制作に取り組んでいます。単に番組の広告枠を買切るだけでなく、番組自体の企画制作から、キャラクターの商品化、広告販促、劇場映画でのタイアップ、海外への番組販売と一気通貫で取り組んでいることが特徴ですので、有名アニメ・特撮版権などのIPを使った企画などに携わりたい方にとって、ADKは魅力的な職場だと思います。

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