日本有数の広告代理店である博報堂は、消費者のことを生活者と呼び、多様化した社会の中で主体性を持って生きる生活者を深く洞察することから、新しい価値を創造していこうという考え方「生活者発想」を持って、長く日本の広告業界を牽引してきました。
現在は、クライアントのDX(デジタルトランスフォーメーション)をマーケティングDXとメディアDXの両軸で総合的に推進するグループ会社横断型組織「HAKUHODO DX_DX UNITED」に取り組むなど、時代の潮流を捉えそのあり方を変化させてきています。
そんな博報堂が今、積極的な採用活動を行っており、広告業界でキャリアアップを図りたい方やDX推進事業に携わりたいという方には大きなチャンスです。
今回は、そのなかでもデジマージョブがおすすめする、博報堂PR局のPRコミュニケーションディレクター/プランナー。ブランドトランスフォーメーションマーケティング局のストラテジックプランナー。hakuhodo DXDのテクニカルディレクター。この3職種を所属組織と一緒にご紹介します。
Contents
- 【1】博報堂PR局とは?
- 【2】博報堂PR局で求められる人物像と向いている人は?
- 【3】博報堂_PRコミュニケーションディレクター/プランナー(統合領域)募集要項
- 【4】博報堂_PRコミュニケーションディレクター/プランナー(コーポレート領域)募集要項
- 【5】博報堂のブランドトランスフォーメーションマーケティング局とは?
- 【6】博報堂のブランドトランスフォーメーションマーケティング局で求められる人物像と向いている人は?
- 【7】博報堂_ストラテジックプランナー募集要項
- 【8】博報堂のhakuhodo DXDとは?
- 【9】博報堂のhakuhodo DXDで求められる人物像と向いている人は?
- 【10】博報堂_テクニカルディレクター募集要項
- 【11】博報堂の面接対策や採用フローは?
- 【12】博報堂への転職サポートならデジマージョブへ
【1】博報堂PR局とは?
博報堂PR局は、博報堂のビジネスドメインの1つである「PR」を担当する専門組織です。その歴史は古く、日本のPublic Relations黎明期に創設され、PR発想を起点に、博報堂グループのリソースを活用し、マーケティングクリエイティブ、メディアプラン、グローバルまで統合的な戦略とソリューションを実践しており、民間企業から公的機関、NGOやスタートアップまで、300を超えるクライアント実績を誇ります。
組織的には、マーケティングからコーポレート、リスク管理、イシュー、トップPR、デジタル対応まで、さまざまな個性を持つ30名のPRエキスパートと300名以上のスタッフが集まっており、社会発想での統合的なコミュニケーションの戦略立案、実施、プロデュースを担っています。
現在、この博報堂PR局ではPRコミュニケーションディレクター/プランナーの統合領域担当および、コーポレート領域の求人募集が出ています。
【2】博報堂PR局で求められる人物像と向いている人は?
博報堂が公開している人材像には、多様化する社会のなかで、氾濫する情報から取捨選択ができ、社会の潮流をとらえることができる能力を持っている方というのが筆頭に上がっています。
また、人と話す、人の話を聞く、チームで動くのが好きな方。明るく前向きで失敗から学び、毎日を好奇心をもって楽しく過ごせる方。粘り強く解決策を模索でき、得意先や協働するメンバーと対話しながら解を見出す事ができる、肉体的精神的タフさに自信のある方など、プロジェクトを推進するために必要な要素を兼ね備えている方が求められています。
博報堂PR局で働いている方は、メディア、エージェンシー出身者や事業会社経験者、コンサルティング会社での事業コンサル経験者が多いほか、PR会社やマーケティング経験者などが多いため、同じ経歴を持つ人材は歓迎されます。より上流工程から企業のPRに携わっていきたいと考えている方はぜひ博報堂PR局への転職を検討してみてください。
【3】博報堂_PRコミュニケーションディレクター/プランナー(統合領域)募集要項
PRコミュニケーションディレクター/プランナー(統合領域)は、博報堂のPR局を中心に、社内外のメンバーと共に、得意先の課題解決のみならず、企業活動を社会に定着させ、社会の共感を獲得・合意形成を図る活動を支援、実行。統合コミュニケーションを社会的発想で推進するポジションです。
具体的な業務内容は、ビジネス、マーケティング、クリエイティブなど博報堂内の専門スタッフとの協業に加え、社外のエキスパート人材などと協業し、プロジェクトを推進。将来的には、統合コミュニケーションに長けた人材として、博報堂グループのさまざまなマーケティングコミュニケーション案件、新しいソリューション・メソッドを開発、事業開発案件やイノベーション創出案件に関わるなど、ソリューションならびにナレッジ開発を担います。
必須スキルや経験としては、マーケティング、ブランディングに関わるコミュニケーションプラン立案、及び実施経験。メインストリームメディア・デジタルメディアの報道/SNS論調などの把握力。企画書作成能力(Power Pointを使用した提案資料作成の経験)。複数の関係者と協業したプロジェクト推進経験などです。
歓迎スキルや経験としては、PR発想の統合コミュニケーション戦略立案・実施・計画スキル。オウンドメディアでの情報発信経験、戦略立案・実施・計画スキル。フルファネルマーケティングへの理解などです。
【4】博報堂_PRコミュニケーションディレクター/プランナー(コーポレート領域)募集要項
PRコミュニケーションディレクター/プランナー(コーポレート領域)は、SDGs/ESGなど社会から求められる企業ニーズを理解し、高度専門性をもって、コーポレートコミュニケーションの戦略立案、実施、プロデュースを担うポジションです。
具体的な業務内容は、博報堂内PR局を中心に、社内外のメンバーと共に、得意先の課題解決のみならず、PRを経営マターとして捉え、経営層と対峙して業務を推進。コーポレートコミュニケーション概念を理解したうえで、企業活動を社会に定着させ、社会の共感を獲得・合意形成を図る活動を支援、実行します。SDGs/ESG、IRなどの知見をもって高度専門性を活用し、適切なコミュニケーション戦略を立案します。
必須スキルや経験としては、企画書作成能力(Power Pointを使用した提案資料作成の経験)。複数関係者と協業したプロジェクト推進経験が必須です。また、次のうち2つ以上スキルや経験が必要です。
①SDGs/ESGイシューにまつわる様々な社会動向の理解
②SDGs/ESG領域、IR領域での実務経験/コンサルティング経験
③メインストリームメディア・デジタルメディアの報道/SNS論調などの把握力
④コミュニケーション能力、コンサルテーション力、事業部長やCXOとの対峙経験
⑤コーポレート事業戦略における課題抽出、戦略立案、実行・改善提案の実務経験
歓迎スキルや経験としては、社会動向分析関連スキル。SDGs/ESG知識・IR知識・財務知識。アナリスト・機関投資家・個人投資家動向等の把握力。事業コンサル経験。オウンドメディアでの情報発信経験、スキルなどがあるとより活躍できる環境です。
【5】博報堂のブランドトランスフォーメーションマーケティング局とは?
ブランドトランスフォーメーションマーケティング局は、博報堂内で最もストラテジックプランニング職(マーケティング職)が集まっている部門です。博報堂の業務は多種多様で、経営、事業、マーケティング、コミュニケーション戦略と扱う領域は多岐にわたります。そのすべてにおいてストラテジックプランニング職が関わるため、会社の中心組織と言っても過言ではありません。
クライアントの戦略企画立案や実践、それに関わる定量・定性調査やデータ分析といった業務のほかにも、サービスデザイン・UXデザインなどのプロジェクト全体の推進を担います。また、外資系クライアントも多く抱えており英語や中国語などの語学スキルがある場合はより活躍できる部署です。
【6】博報堂のブランドトランスフォーメーションマーケティング局で求められる人物像と向いている人は?
特定の専門領域のみでキャリア形成をしたプロフェッショナルではなく、学業、社会人キャリアで1つの専門性を軸に周辺領域で幅広い経験を有する人材が理想の人物像としてあげられています。
また、どんな環境でも粘り強くやりぬいたり、自身よりもまず他社を優先して考えられるマインドといった責任感とホスピタリティ。枠に縛られず自ら意思を持ち、物事を前に進める課題解決力などが求められています。
向いている人としては、裁量の大きい仕事を扱うことが多いため、現職場でステークホルダーが多い業界でビジネスサイクルが長いことに不満を持っていたり、厳格なマニュアルや決裁者の指示にしたがって働く環境に不満を持っている方などは満足できる環境です。
【7】博報堂_ストラテジックプランナー募集要項
ストラテジックプランナーは、ストラテジックプラニング(マーケティング)職として、さまざまな担当クライアントの戦略(経営/事業/マーケティング/ブランド/コミュニケーション)の企画立案や実践、また、これらの業務に関連する、各種消費者調査(定量および定性)やデータ分析などの業務に携わります。
具体的な業務内容は、経営戦略や事業戦略などの戦略構築・企画立案。マーケティング戦略・ブランド戦略・コミュニケーション戦略などの戦略構築・企画立案。サービスデザイン・UXデザインなどの企画開発・プロジェクト推進。マーケティングシステム構築に関連したプロジェクト推進。データに基づく各種戦略企画立案(データマーケティング)。中国またはASEAN諸国におけるマーケティング・コミュニケーション戦略の立案など、複数の領域を経験やスキルに応じて担当します。
必須スキルや経験としては、情報収集/活用スキル。コミュニケーション/対人スキル。PCオペレーションスキル(Power Point/Excelなどを駆使して社内外のスタッフ・クライアントと文書で共有できる戦略シナリオを作成できる)。データハンドリングスキルやExcelなどを駆使して、データを取り扱うスキル。事業/ビジネスデザインスキル。マーケティングリサーチスキルなどが必要です。
歓迎スキルや経験としては、語学スキル(特に英語・中国語)。中国およびASEAN諸国に将来的に赴任を希望する方も優遇。データマーケティング/デジタルマーケティング業務経験。WEBアクセスログデータや購買データなどのアクチュアルデータを活用したマーケティング分析・プラニング経験や、デジタルメディアプラニング/デジタル施策開発/PDCA経験などがあるとより活躍できる環境です。
【8】博報堂のhakuhodo DXDとは?
hakuhodo DXDは2020年に発足したエンジニアリングとクリエイティブの両面から価値ある顧客体験やサービスを創出する博報堂内の専門チームです。博報堂が強みとするクリエイティビティや生活者発想のスキルと、体験価値を実装するための最適な技術を選び、理想的なカタチにまとめあげるテクニカルディレクションスキルをかけ合わせ、構想だけでなく実装から運用まで一気通貫で行えることが特徴です。
主に、今回募集しているテクニカルディレクターと、UXデザイナー、アートディレクターを中心にチームを構成。課題に応じて最適な社内外スペシャリストとチームを組んで連携していきます。
【9】博報堂のhakuhodo DXDで求められる人物像と向いている人は?
テクニカルディレクターと一口に言っても、経験やスキルで担当する領域は異なります。具体的には、テックリード、UXデザイナー・プロジェクトマネージャー、クラウド・セキュリティアーキテクト、クリエイティブテクノロジストのバックボーンを持つ人材が求められており、採用に至ると領域に限らずテクニカルディレクターの肩書で活動することになります。
いずれも、IT事業会社やプロダクト開発受託会社、エージェンシー、コンサルなどでの業務経験がある方で、よりUX/CXの分野を企画から実装、運用まで一気通貫で体験したいという方にとって、テクニカルディレクターはうってつけのポジションです。
【10】博報堂_テクニカルディレクター募集要項
テクニカルディレクターは、生活者がサービスを気持ちよく使い続けられるエクスペリエンスと、クライアントが生活者へ提供するサービスやビジネスをテクノロジーでアップデートする役割を担います。
具体的な業務内容は、Long Life Creative:クライアントのマーケティング装置として、
複数年に渡って機能する生活者との接点をつなぐサービス・プロダクト(デジタル・フィジカル)の開発とリリース後のサービス成長を担当します。
必須や経験としては、サービスデザインの経験。サービスブループリント構築、UX設計、構築/運用のフィジビリティの判断。iOS/Androidアプリケーション開発/リリース後のサービス成長の経験。Webアプリケーション開発/リリース後のサービス成長の経験が必要です。
また、テクノロジーに関して、いずれかの知識に長けている方も対象です。入力デバイス/センサー/トラッキングに関する知識。機械学習などの解析手法/DB構築/データ連携データ通信に関する知識。出力デバイス/ジェネレーテッドイメージ/UIに関する知識。最低限のコーディング知識(html/css/firebase/GAS(google app script)/Python)。
歓迎スキルや経験としては、デジタルマーケティング(初期集客/グロース/CRM)、IMCプランニング、ビジネスプランニング、セキュリティ/個人情報保護管理に関する知識などがあるとより活躍できる環境です。
【11】博報堂の面接対策や採用フローは?
博報堂の選考プロセスは書類選考の後に適性検査。通過後は面接が2~3回と一般的なものです。1次面接などはリモートで行うこともありますが、最終面接などは実際に会社に出向き、顔を合わせての面接になることが多いようです。
面接時は一般的な内容のほか、特に重視されると言われているのが「博報堂でチャレンジしたいことは何か」という質問です。自分自身のキャリアの方向性を明確に持ち、中長期キャリアのイメージの中に博報堂がどう関わってくるのかを、これまでの経験をもとにしっかりと応えられるようにしましょう。
【12】博報堂への転職サポートならデジマージョブへ
今回は、 デジマージョブがおすすめする博報堂の3職種についてまとめました。
デジマージョブは博報堂への転職サポート実績が豊富にございます。
会社情報や企業文化・採用職種の説明、求職者様のスキル分析、選考フローの説明、職務経歴書の添削、親和性の高い採用職種への推薦、面接対策、給与交渉などを行います。
サポート体制が充実しており、面接スケジュールの調整等はサポートデスク(カスタマーサクセス)が行うため迅速なご対応が可能です。
最新の中途採用情報、転職のためのノウハウを蓄積しておりますので、博報堂への転職にご興味がおありでしたら、ぜひデジマージョブにお問い合わせください。