アイレップは広告業界の中でも転職希望者が多い企業です。国内のデジタルマーケティング領域でトップクラスの実績とノウハウを持っているため、広告業界の最前線を経験できるほか、業界経験が2年以上であれば中途採用の選考を受けられるなど、比較的間口が広いことが人気の理由です。
人気であればあるほど、求職者にとってはほかの優秀な候補者と競うことになるため、転職難易度は高くなります。選考を有利に進めるために、企業分析や自己分析、転職エージェントを利用するなどしてしっかりと準備をすることが大切です。
今回は、デジマージョブが調査した、企業分析に役立つアイレップの企業情報や中途採用情報(年収や面接対策)を紹介します。
アイレップは博報堂DYホールディングスの子会社で、東京都渋谷区恵比寿(恵比寿ガーデンプレイスタワー21F)に本社を置く、SEM領域をベースとしたインターネット広告事業を主軸に、クリエイティブ、ソリューションの事業を展開する統合デジタルマーケティングエージェンシーです。
設立は1997年で、現在の代表取締役社長は高橋秀一氏。グループ連結従業員数は2021年3月時点で996名です。東京本社のほかにも、名古屋、大阪、福岡に営業所を設置しています。
アイレップは、博報堂DYグループにおける「次世代型デジタルエージェンシー」という位置付けで、運用型のデジタル広告をベースにグループ企業と積極的に協業していくことで、クリエイティブ制作やデータを用いたソリューションなど、クライアントのマーケティングニーズに答えるサービス体制を構築しているのが強みです。
Contents
【1】アイレップとは
アイレップは博報堂DYホールディングスの子会社で、東京都渋谷区恵比寿(恵比寿ガーデンプレイスタワー21F)に本社を置く、SEM領域をベースとしたインターネット広告事業を主軸に、クリエイティブ、ソリューションの事業を展開する統合デジタルマーケティングエージェンシーです。
設立は1997年で、現在の代表取締役社長は高橋秀一氏。グループ連結従業員数は2021年3月時点で996名です。東京本社のほかにも、名古屋、大阪、福岡に営業所を設置しています。
アイレップは、博報堂DYグループにおける「次世代型デジタルエージェンシー」という位置付けで、運用型のデジタル広告をベースにグループ企業と積極的に協業していくことで、クリエイティブ制作やデータを用いたソリューションなど、クライアントのマーケティングニーズに答えるサービス体制を構築しているのが強みです。
【2】アイレップの売上は?
アイレップの売上高は809億7,000万円(2020年3月期)と、デジタルマーケティング業界の中でもトップクラスに属しています。
商材別の売上比率は、2016年まで検索広告が約70%を占めていましたが、現在では動画/ソーシャル/デジタルソリューションの伸長によりサーチ広告比率は57.8%まで低下。顧客のマーケティングの課題解決のため、時代の流れに合わせて変革を続けてきた結果、さまざまな手段でサービス提供を行なっているなど、日々成長を続けている企業です。
【3】アイレップの組織や企業風土、企業文化は?
社風としては「クライアントファースト」が根付いており、真面目で顧客目線が強いことから無理な営業などはありません。実力主義の文化が強く、結果を出せば昇給・昇格が早い環境ですが、努力する社員に対しては根強くフォローする体制があります。
業界的にも常に変化を求められますが、それに対して抵抗感がなく非常に風通しのいい環境です。また、若い社員が多いということを織り込んだ組織体制になっているので、20代~30代の教育体制がしっかりしていることも特徴です。
【4】アイレップの平均年収は約500万円
デジマージョブが調査したデータを見ると、アイレップ全体の平均年収は約500万円です。これは電通、ADK、博報堂などと比較するとやや低く感じますが、アイレップは毎年100名近い新卒採用を行なっているため、平均として見るとその分低くなっています。
中途採用ベースで見ると、職種やポジションによって大きく変動するので一概には言えませんが、年収が1,000万円を超える方もおり、ほかの他社のデジタルエージェンシーと比べても遜色ない年収レンジです。
【5】アイレップの福利厚生や働く環境は?
アイレップには、社員が働きやすい環境を作るために基本的な福利厚生以外にも社内制度が整備されています。ここでは特徴的な福利厚生や社内制度を抜群してご紹介します。
・心のケア「カウンセリングサービス」「ストレスチェック」
・永年勤続表彰
・産前産後休暇/育児休業制度、介護休暇制度
・ファミリー休暇
・保養所の割引利用(保険組合提携施設)
・病児保育サービス利用制度
・インフルエンザ予防接種
・クラブ活動支援制度
・スポーツクラブ利用補助制度
・確定拠出年金制度、財形制度
・社員持株会制度
【6】アイレップのTEAM JAZZ(チーム ジャズ)とは?
アイレップの最近の取り組みとして、2020年5月に、デジタル広告運用で培ったノウハウをすべてのマーケティングファネルに活かし、デジタル時代に即した統合型の広告プランニング・クリエイティブを開発するプロジェクト「TEAM JAZZ(チーム ジャズ)」を発足しました。
デジタルやマスなどのメディア、獲得や認知などのファネルごとに施策を打つことによるマーケティング・コミュニケーションの分断を解消することで、より効果的なマーケティング活動を提供するというものです。
このプロジェクトには、アイレップはもちろん博報堂DYグループ、趣旨に賛同したクライアント企業や外部クリエイター・パートナー企業が参画。ナレッジを融合をしてメディアやファネルを超えた広告プランニング・クリエイティブの開発するといった大きなプロジェクトに取り組むなど、新しいことに挑戦し続けています。
【7】アイレップで人気の中途採用の職種は?
【7-1】アイレップ_アカウントプランナー(マネージャ候補)募集要項
アイレップのアカウントプランナーは、クライアント企業の事業成長をミッションとして、 課題解決のためのマーケティング戦略の立案・コンサルティングを実施。デジタルメディアを活用するなど「デジタル×マス」を中心に、幅広い提案を行うポジションです。オフィスのある東京、大阪でそれぞれ募集しています。
具体的な業務内容は、クライアントへヒアリングを行い、ビジネスモデルと本質的な課題を特定してそれを解決するための運用型広告を中心としたデジタルマーケティング戦略の立案。 社内専門機能(メディア、ストラテジスト、CRM、データ分析、システム 開発等)のメンバーとの協働によるデジタルマーケティングの全体最適化を推進します。
必須スキルや経験としては、広告業界でのデジタル営業経験が3年以上。歓迎スキルとしては、多様なデジタルメディアの知見、複数のプロダクトをミックスして提案するスタイルの営業経験、大手広告主向けの営業やコンサルティング経験がある方などです。
【7-2】アイレップ_オンオフ統合ストラテジックプランナー募集要項
アイレップのオンオフ統合ストラテジックプランナーは、クライアント企業のマーケティングにおけるブランド戦略を企画・ビジュアル・コピーなど広告コミュニケーションの観点より立案、実行します。マーケティング・コミュニケーションプランの立案、マーケティングKPIの策定と、広告効果の測定。特に動画(デジタル・マス双方含む)マーケティングの新たな手法開発やクリエイティブチームの人材育成、また外部パートナーのディレクションも行います。
具体的な業務内容は、市場調査からビジネス課題を特定し、オンライン・オフラインの手法を問わず、クライアント企業のビジネスを拡大させるための戦略の立案・コミュニケーション施策の設計。デジタル動画、バナー、テレビCMがクライアント企業のROIにどんな影響があったかの多角的な検証。デジタルとマスを融合した効果検証方法の模索や新たなテレビCMバイイングなど、デジタル×マスをテーマにしたソリューション開発などです。
必須スキルや経験としては、2年以上のデジタル広告運用業務経験(デジタル広告代理店出身者向け)。WEB動画広告のプランニング・運用経験。回帰分析などを用いた広告効果予測の経験。新規提案コンペにおいて提案作成をリードした経験などがあげられています。
【7-3】アイレップ_WEB戦略プランニングディレクター募集要項
アイレップのWEB戦略プランニングディレクターは、大手クライアント企業のデジタル領域・Webディレクターにおけるクリエイティブ全般の企画ブランディング・戦略立案、制作までの全体のディレクションを担うポジションです。マーケティングにおけるブランド戦略を企画・ビジュアル・コピーなど広告コミュニケーションの観点より立案、実行していただきます。
具体的な業務内容はデジタルを中心とした制作ディレクション業務設計、プロジェクトにおける進行管理業務、制作業務の管理・見積算出、作業工数の把握、プロデューサーや外部パートナーとの折衝業務などの制作実務全般に関わります。また、市場・ニーズ調査およびマーケティングにも携わります。アプリやサービスを通じて得たデジタルデータを活用し、ユーザーの利用実態を把握したうえで、商品戦略・プロモーション戦略へ活かします。
必須スキルや経験としては、サイト指標分析、競合分析、市場調査を用いて案件企画から携わった経験が2年以上ある方。また、ワイヤーフレームまたは構成案作成の実務経験、LPOの実施経験いずれかの経験がある方です。歓迎スキルや経験としては、インターネット広告クリエイティブの最適化実施経験や広告代理店や制作会社での企画営業経験、企画書作成、プレゼンテーション能力、インターネット広告に関する知識などがあげられています。
【8】アイレップへの転職について
【8-1】アイレップにはどんな人が転職する?
アイレップへの転職者は、主に大手デジタルマーケティング企業や大手SIer、ベンチャー企業、事業会社のマーケティング部門からの転職者が多く「より大きな金額を動かしてみたい」「マーケティングの一部分ではなく、もっと上流から携わってみたい」といった理由で広告業界でキャリアを積みたい方が志望する傾向があります。
アイレップは、広告業界での実務経験が2年以上であれば応募資格が得られるだけでなく、広告運用の実務に深く関わることができるので、広告業界でスキルと経験を養うのにうってつけの環境です。
【8-2】アイレップの選考プロセスや面接対策は?
選考プロセス:書類選考、適正テスト、面接が2回〜3回行われます。最近ではオンライン面接が主流ですが、最終面接では来社を求められる傾向があります。
1次面接:採用担当、人事部長
2次面接:現場責任者
最終面接:社長
※変更の可能性あり
面接対策としては、転職の理由と転職先としてなぜアイレップを志望するかの動機が重要です。回答にあたっては十分な企業研究が必要ですので、事前に下調べとアイレップが自分に向いているのかを見極めましょう。デジマージョブでは、過去にどんな質問をされることが多いかなどのデータがまとまっており、例として下記のような質問があります。
1.自己紹介を兼ねてご自身の実績をお聞かせください
2.今このタイミングで転職する理由を教えてください
3.アイレップに入ってやりたいことはなんですか?
表面的な回答ではなく、自身の考えをしっかり伝えられる回答を準備することが大切です。
また、中途採用では今までの実績をしっかりとアピールすることも重要なので、履歴書や職務経歴書の作成にも力を入れて取り組む必要があります。デジマージョブにご相談いただければ、面接対策はもちろん履歴書、職務経歴書のフォローアップまでしますので、お気軽にご相談ください。
【9】アイレップへの転職サポートならデジマージョブへ
以上、今回、アイレップへ転職-中途採用情報(年収や面接対策など) についてまとめました。デジマージョブはアイレップへの転職支援の実績が豊富にございます。
会社情報や企業文化・採用職種の説明、求職者のスキル分析、選考フローの説明、職務経歴書の添削、親和性の高い採用職種への推薦、面接対策、給与交渉などを行います。
サポート体制が充実しており、面接スケジュールの調整等はサポートデスクが行うため迅速なご対応が可能です。
最新の中途採用情報、転職のためのノウハウをご用意しておりますので、アイレップへの転職にご興味がおありでしたら、ぜひデジマージョブにお問い合わせください。