デジタルマーケティングのリーディングカンパニーを目指す構え

株式会社電通（本社：東京都港区、社長：石井 直）が4月19日、デジタル領域での成長戦略を加速させるため、7月1日にデジタルマーケティング専門の新会社として電通デジタルを設立することを発表しました。電通本社内の組織であるデジタルマーケティングセンター（DMC）のほかに、ネクステッジ電通、電通イーマーケティングワン、といったグループ内のデジタルマーケティング各社も新会社に合流するようです。新会社の資本金は4億4000万円、従業員数は600人となる見込みです。

近年、デジタルマーケティングテクノロジーの進化が消費者の行動を大きく変化させており、企業は今まで別個に対応していたマーケティングの各プロセスを結び付け、効果や効率を最大化する取り組みに尽力しています。

また、広告出稿額においてはインターネットがテレビに次いで大きなメディアへと成長している他、ビッグデータ分析、ITコンサル、Eコマース支援など広告セグメントには含まれないデジタルマーケティング関連市場が拡大しています。

電通はそのような市場環境を背景に、新会社を設立しグループ各社と連携しながら、従来の広告市場に加えて、急成長中のデジタルマーケティング市場におけるニーズの獲得を推進させて参ります。

具体的には、下記事業を行うとのことです。

・デジタルマーケティングに関する各種コンサルティング
・開発・実装、運用・実行支援
・顧客企業のデジタルトランスフォーメーション支援
・見込み客の発見と顧客獲得からCRMまでのカスタマージャーニーにおける統合ソリューションの提供
・プラットフォームの構築支援

新会社の概要

・社 　 名：株式会社電通デジタル（英文表記：Dentsu Digital Inc.）
・所 在 地：東京都港区東新橋1－8－1（電通本社ビル内）
・資 本 金：4.4億円（予定）
・出資比率：株式会社電通 100％
・役 　 員：代表取締役CEO　大山 俊哉（現 電通執行役員）
代表取締役社長COO　丸岡 吉人（現 電通デジタルマーケティングセンター長）
・設 立 日：2016年7月1日（同日より営業開始予定）
・従業員数：600名（予定）

*2016年4月19日　出典：株式会社電通