国内 広告代理店売上ランキング【最新2023年版】

広告代理店の売上は現在どの企業が高いのでしょうか。総合広告代理店から近年大きく成長しているインターネット広告代理店まで、広告業界の最新の売上を調査し、ランキングとしてまとめました。

国内 広告代理店売上ランキング

2023年最新版の広告代理店の売上ランキングをご紹介します。

順位社名売上高種別決算期
1位電通グループ5兆2,565億円 総合広告代理店 2020年12月期
2位博報堂DYホールディングス 8,950億円 総合広告代理店 2022年3月期
3位サイバーエージェント7,105億円 Web広告代理店 2022年9月期
4位アサツーディ・ケイ(ADK)3,529億円 総合広告代理店 2017年12月期
5位D.Aコンソーシアムホールディングス(DAC)2,083億円 Web広告代理店 2018年3⽉期
6位大広 1,412億円 総合広告代理店 2021年3月期
7位 東急エージェンシー 1,044億円 総合広告代理店 2022年3月期
8位 ジェイアール東日本企画 794億円 総合広告代理店 2022年3月期
9位 デジタルホールディングス 169億円 Web広告代理店 2022年12月期
10位 アイレップ 157億円 Web広告代理店 2020年3月期

※各社IR資料を基に作成。
※広告代理業を行っている上場企業を調査対象としているため、広告代理業が主要事業でない企業も含まれます。
※各社により会計基準が異なります。
※上場廃止となっている企業は最終の決算期の数値を参照しています。

電通グループ、博報堂DYHDは広告業界の売上ランキングで長年1位2位となっていますが、近年も引き続きその順位を維持しています。
しかしランキング上位企業にはサイバーエージェント、DAC、デジタルホールディングスなどインターネット広告に強みを持つ企業も数多くランクインしています。

売上ランキング 上位企業の状況

広告代理店売上ランキング 上位企業の状況をご紹介します。

1位:電通グループ

電通グループの売上は5兆2,565億円と広告業界の中でも圧倒的に高い水準となっています。世界の売上ランキングでも第6位と大きな存在感を示しています。

電通グループは中期方針で「新しい価値を創造し、社会の未来に貢献する」とし、事業ドメインをデジタルマーケティング領域などに拡張していくことを示しています。そのため特にデジタル領域では積極的な人材の獲得を図っています。

グループ会社の電通デジタルを始めとして、グループ各社で積極的な採用を行っており、電通グループに転職するには今がチャンスといえます。

電通グループ関連の求人

株式会社電通

関連求人株式会社電通

顧客のマーケティング全体に対するさまざまなソリューション提供に加え、デジタル時代の変革に対応する効率的な広告開発、最適な顧客体験のデザイン、マーケティング基盤そのものの変革や、さらには顧客事業の変革をも推進しています。また、マーケティング領域を超えて進化…

株式会社電通デジタル

関連求人株式会社電通デジタル

電通グループの叡智を結集し、インターネット広告代理店だけでは成し得ない、デジタルマーケティングのブレイクスルーを提供し、絶え間ない改善サイクルを実行する。このことをミッションとして新たに設立されたデジタルマーケティング企業です。 目指しているのは、キャン…

株式会社電通ランウェイ

関連求人株式会社電通ランウェイ

消費活動を促すには、あらゆる形のメディア(マスメディアからデジタルメディアまで)を通じて消費者に広告が到達する必要があります。そのために適正なターゲットを把握して、そのターゲットに適切にエンゲージメントを惹き起こすことが重要になります。これには提供側の発…

2位:博報堂

博報堂の売上は8,950億円と電通グループに次いで高い水準となっています。

中期経営計画では「オールデジタル時代における企業のマーケティングの進化と、イノベーション創出をリードする」とし、成長基盤の1つとして「広義デジタル領域でのリーディングポジションの確立」を謳っています。デジタル化が進む広告業界において自らその進化を主導しようという姿勢です。

博報堂関連の求人

株式会社博報堂

関連求人株式会社博報堂

「生活者発想」と「パートナー主義」の2つのフィロソフィーをもとに、クライアントの課題解決のために「統合マーケティング・ソリューション」を提供しています。

株式会社博報堂DYメディアパートナーズ

関連求人株式会社博報堂DYメディアパートナーズ

コミュニケーションビジネスを取り巻く状況が、大きく変わろうとしています。デジタル化の大きな波は、テレビ・ラジオなどの放送を革新し、インターネット、モバイルなど多種多様なメディアを生み出すにとどまらず、新聞・雑誌などの既存媒体にもIT活用によるインタラクティ…

3位:サイバーエージェント

サイバーエージェントの売上は7,105億円。インターネット広告事業は2022年度も成長しており、インターネット広告市場の伸びを大きく超える成長率を継続しています。

サイバーエージェント関連の求人

アカウントプランナー

アカウントプランナー

2023.04.24

4位以下の企業の状況

ランキング上位企業にはDAC、デジタルホールディングスなどインターネット広告に強みを持つ企業が数多くランクインしており、市場の変化が感じられます。
インターネット広告市場は今後も高い成長を続けると予測されており、逆に旧来のオフライン広告の市場は縮小すると予測されています。このことからも、デジタル領域に強みを持つ企業が売上ランキングに多く入る傾向が続きそうです。

広告代理店 年収ランキングとの関係

広告代理店の売上ランキングには、年収ランキングの上位企業が多く入っています。売上上位企業は経営が安定しており年収が高い傾向があるようです。転職活動の際には、企業の業界内での現状の立ち位置と今後の成長性を見極めて検討するとよいでしょう。

売上ランキング上位の広告代理店に転職するためには

売上ランキング上位の広告代理店に転職するためには、募集ポジションにおける豊富な経験と高い実績が必要となります。ただし、求人は常にある訳ではなく、上位企業は転職者の人気が高いため求人がすぐに充足して募集が終了してしまうことも多くあります。また、人気企業は応募者も多いため、自身のスキル・経験を魅力的に伝えるための選考対策も重要になります。

人気の売上ランキング上位企業に転職するためには、下記の3点が重要です。

  1. 募集中の求人を常に確認し、応募のタイミングを逃さないこと
  2. 自身のスキル・経験に合ったポジションに応募すること
  3. 企業に合った選考(職務経歴書・面接)の対策をすること

まず「募集中の求人を常に確認すること」ですが、個人で各社の求人を常に確認することはなかなか困難です。また人気企業の求人は一般には非公開の求人も多くあるため、転職エージェントに登録して求人を紹介してもらうことがおすすめです。

転職エージェントと一緒に自身のスキル・経験の棚卸しを行い、それに合った応募先企業・ポジションの選定をすることも重要になります。また企業によって候補者に求める条件や選考のポイントは異なりますので、応募企業に合った形の書類対策・面接対策も必要です。

以上の3点に注力することで、人気企業の内定を勝ち取れる可能性が高まります。

デジマージョブでは、年収ランキング上位の広告代理店や外資系広告代理店への紹介実績が多数あります。各社で現在募集中の求人や、募集要項の詳細や選考の流れ・面接対策もお伝えできますので、ご興味があればぜひご連絡ください。

広告・デジタルマーケティング・DX専門ハイクラス転職ならデジマージョブ