年収1,000万円に到達するためには、いったいどんな職務経歴が必要なのだろうか。
年収1,000万円企業の募集要項から必要な職務経歴をみていく。
大手広告代理店A 職種:インタラクティブプランナー
- エージェンシーやプロダクションでの広告制作経験
- ビジネスレベルの英語能力
大手広告代理店B 職種:メディアプランナー
- WEB広告のディレクション、営業の経験
- SEMなどWEBコンサルティングの経験
大手広告代理店C 職種:ウェブアナリスト
- Google Analytics、Site Catalystなどのアクセス解析ツールの導入設計、実装、データ分析の実務経験
- インターネット広告に関する基礎知識、第三者配信アドサーバー、DMPを活用したマーケティング支援経験、各種BIツールを活用したデータ分析の実務経験
人材系ベンチャーD 職種:WEBプロデューサー
- 広告/Web制作会社でのプロデューサー経験
- デジタル領域におけるプランニングの経験があり、戦略設計領域にも興味・関心が高いこと
- Web関連のサービスや技術に関する基本的な知識があること
- サーバー仕様及びシステム構成を理解していること
大手マーケティング会社E 職種:WEBプロデューサー
- Web業界での同様の業務経験
【異業種からの転職の場合】
- コンサルティングファーム出身者、広告代理店で企画提案業務の実務経験
- 法人営業の経験を持ちクライアントの要求を形に変えるような仕事の経験
大手マーケティング会社F 職種:マーケティングプランナー
- マーケティング戦略立案業務の経験
- デジタルマーケティング関連業務経験
※戦略立案、アクセス解析やキャンペーントレース調査含む効果検証業務
- 広告代理店・コンサルティングなどでの分析、リサーチ業務経験
- google analyticsやadobe analyticsを用いた、WEBサイト分析業務経験
- 調査会社と連携した、定性調査・定量調査の企画立案と実施経験
- 相関分析、重回帰分析、共分散などの統計知識
外資系広告代理店G 職種:海外マーケット担当アカウント・スーパーバイザー
- 広告代理店またはデジタル・エージェンシーでの営業またはプロデューサー職経験(6年以上)
- デジタル他、さまざまなコミュニケーション・チャネルの広告(TV、プリント、アクティベーション)の開発・制作
- デジタル・コミュニケーションの深い知識・経験
- Webサイトの構築、運営の業務の経験
- 戦略を理解した上で、アサインされた業務を管理・遂行した経験
- Webサイトの制作、オンライン・メディアの出稿などの業務を、海外のデジタル専門会社と適切にやり取りできるデジタルの知識
- 日本語:母国語レベル、英語力:ビジネスレベル
各社、実務経験は必須。またここには記載していないが、高いコニュニケーション能力も必須となっている。必須知識をもった上でプロジェクトを動かすためのコミュニケーション能力が必要なためである。
実務経験といっても、当然ながら「“結果を出した”実務経験」が必要。
職務経歴書には、プロジェクトの規模、スキルの幅とともに、結果についての記載もお忘れなく。