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未経験だけれどIT・WEB業界に転職したい!
現在の仕事が全くIT・WEB業界と関係ないからと、IT・WEB業界への転職を諦めてしまっていませんか?諦める必要はありません。全くの未経験から転職した人はたくさんいます。
実際に未経験からIT・WEB業界への転職に成功した事例から、評価されたスキルや経験を紹介します。
Aさん(転職時 28歳)の場合
【アピールしたスキル・経験】
-
- Dreamweaver
- Photoshop
- CSSを用いたサイト制作経験
- 実績サイトは1つ(無料のWEBデザイナー研修を受講し、10日間集中して勉強して制作したもの実践向きとはいえない最低限スキルで作成)
なぜWEBデザイナーになりたいのかというロジックとどうしてもなりたいという熱意
【転職までにかかった期間】
→約1年
Bさん(転職時 29歳)の場合
【アピールしたスキル・経験】
- HTML
- CSS
- Photoshop
- Illustrator
- 営業で培ったコミュニケーション能力
【転職までにかかった期間】
→約10カ月
AさんもBさんも、WEBデザインに必要なCSSやPhotoshop独学でマスターし、転職の際にポートフォリオを提出しています。そのため、転職までの期間もそれなりにかかってしまっているようです。しかしながら、二人とも口を揃えいっていたのは、「勉強したとはいえ、とても実務で使えるスキルはなかった」ということ。
WEB業界で必要となるスキルは移り変わりが激しく、勉強しているうちに次の新しいスキルがどんどん必要になってくる世界です。
では、なぜ、未経験かつスキルも実務レベルではない2人が未経験からWEBデザイナーになれたのでしょうか?
ポイントは3点です。
①基礎の基礎は知っているレベル→ゼロから教えなくてもいい
採用する企業側からいえば、できれば経験者を採用したいと思っています。そんな中、ソフト自体の基本的な使い方まで教えるとなると、採用ハードルはぐんと上がってしまいます。
②独学で勉強してでもWEBデザイナーになりたいという強い熱意
企業は、採用したからには、できるだけ長い間働いてほしいと思っています。何となくなりたいから、という甘い考えの未経験者を採用して育てるほど、企業には余裕も暇もありません。WEBデザイナーになりたい、その会社で働きたい、という強い気持ちがとても大切です。
③コミュニケーション能力
WEBデザイナーはデザインだけをコツコツ作っていればよいわけではなく、デザインを依頼した部署や外部の会社とのやりとりが必要となります。きちんとしたコミュニケーションができないと、要望に適ったデザインも作成できません。コミュニケーション能力を重視する会社は多いでしょう。
先に述べたように、WEB業界で必要なスキルの移り変わりは激しいため、「スキルはあとからどうにでもなる」と考えている企業が大半です。スキル自体をアピールするより、スキルを磨く努力ができるか、磨き続ける気があるのか、が何よりも大切です。
とはいえ、未経験からWEBデザイナーに転職するとなると、年齢が若ければ若いほど有利となることは否めません。もし今、「未経験だけれどIT・WEB業界に転職したい…。」と思いながらまだできていなければ、すぐに行動に移してください。