【広告業界での転職】ストラテジックプランナー(ストプラ)とは

(1)広告代理店のストラテジックプランナーの仕事とは

マーケティングの上流から幅広く携われる

調査や分析に始まり、商品開発・コミュニケーション戦略の立案まで。
ストラテジックプランナーの仕事は、マーケティングの最上流部から、実際のモノやサービスと消費者との接点まで、マーケティングの全体に関わる仕事です。

クライアントの相談内容をどのように解決に導くのか、目的達成への道筋を定め、よりクライアントと距離の近い営業担当者と協力して業務にあたります。

3つの主な役割

戦略立案

まずは様々なデータに基づいて、クライアントの課題解決のためにどのような広告展開を行うべきか検討し、ブランド戦略やコミュニケーション戦略を立案します。

クライアントのビジネスやサービスを世の中に正しく浸透させ、ターゲットである消費者に確実に届けることができるよう戦略設計をします。

特に近年は事業全体を見据えたコンサルティング領域、そして時代の変化に合わせてクライアントのビジネスをアップデートしていくビジネスデザイン領域も扱う場合があります。

調査

立案した戦略や仮説の有効性を裏付けるため、調査を行います。
華やかなイメージを抱かれがちなストラテジックプランナー。
しかし実際のところ、特に若手のうちは、こうした地味な作業が業務の大半を占めることも珍しくありません。

クライアントの競合他社のデータをはじめ、表面データにとどまらず深層データをも可能な限り収集します。
収集したデータはピックアップして分析を行い、ペルソナ(ユーザーモデル)の設定まで行います。

効果検証

ストラテジックプランナーの仕事は、戦略を立てるところまでで終わるわけではありません。
施策を実施したらその効果を検証し、PDCAサイクルを回していかなければなりません。
その際は広告活動に限定せず、クライアントにとって最善の策が何であるのかを真剣に考える必要があります。

消費者基点の発想

ストラテジックプランナーの扱う範囲はコンサルティング領域やビジネスデザイン領域にまで広がっていますが、基本となるのは「消費者を基点として発想すること」。

近年マーケティングの中心が急速にWebへと移行しましたが、マス媒体が主流だったころ、ストラテジックプランナーは「コミュニケーションプランナー」と呼ばれていました。

経営者層の視点で発想するコンサルタントや、モノを基点に事業全体を俯瞰するメーカーのマーケターとの違いはここにあります。
ストラテジックプランナーの発想は、「消費者がどう感じるか」「消費者はどのように行動するか」という観点を足掛かりにして行われます。

(2)広告代理店のストラテジックプランナーのやりがい

消費者の感覚を基点に発想を行っていくため、「人が動く」という場面をリアルに感じながら広告活動全体の設計を行うことができるのが、ストラテジックプランナーにとっての一番のやりがいではないでしょうか。

またそれと同時に、一消費者としての自分自身の感覚を第三者として提案できることも、魅力として挙げられます。
消費者として日々感じていることや小さな気づきを、クライアントへの提案に生かすことができるのです。

また、様々なクライアントを担当することで、業種や業界も様々なビジネスに触れることができる点にやりがいを感じる人も多いようです。
特にメーカーのマーケターとの大きな違いはこの点にあると言えるでしょう。

(3)広告代理店のストラテジックプランナーの年収はどれくらい?

広告業界の中でも高水準

後述のように、ストラテジックプランナーには高度なスキルと強靭な忍耐力が求められます。
決して楽ではない仕事だからこそ、その年収は広告業界の中でも高い水準にあります。

年収の目安 500~1800万円

*当社調べによるもので、必ずしもこの限りではございません。

(4)広告代理店のストラテジックプランナーに求められるスキル

論理的思考力

消費者を相手にしていますので、ロジカルな思考だけではなく自らの感覚や感性を生かした提案も強みになります。
しかし、基本的にデータに基づき戦略を立てていく仕事であり、自らの提案を他者に理解してもらう必要もあるため、論理的に物事を考える力は必要不可欠です。
データ分析は数字を扱う機会も多く、理系出身者が多い傾向にあります。

主体性

ストラテジックプランナーの仕事は、決まった流れに沿って作業するような性質のものではありません。
その都度クライアントの課題解決のための戦略を立案する必要があるため、自ら判断し行動する力が求められます。

体力、忍耐力

調査の過程は大変地道なものです。
膨大なデータを扱うには体力が必要なことは言うまでもありません。
途中で嫌気が差す場合もあるかもしれませんが、そんな時にあきらめたり投げ出したりせずやり遂げられる忍耐力も重要です。

物事への関心

消費者を基点に発想するためには、データからだけでは読み取ることのできない、消費者のリアルな感覚に精通していなければなりません。
そのためには常日頃から様々なモノや人に関心を持つこと、積極的に様々な経験を積むことが大切です。
また世の中の動きに即した発想をするためには、急速に変化する社会環境にまで目を向ける必要があります。

(5)広告代理店のストラテジックプランナーになるには?

特別な資格が必要なわけではありませんが、高度なスキルに加えて忍耐力を要求される仕事です。

新卒で直接ストラテジックプランナーになることは難しいと言われており、中途の場合はすでにストラテジックプランナーの経験がある、またはそれに類するスキルを持っていることが条件となる場合がほとんどです。

ストラテジックプランナーに類するスキルとは、
例えば総合広告代理店でのプランニング経験、
リサーチ会社やコンサルティング会社におけるリサーチやコンサルティングの経験、
また事業会社において広告制作やデータ調査に携わった経験
などを指します。

(6)広告代理店のストラテジックプランナーのキャリアパス

若手のうちは主に小規模案件の調査を担当し、徐々に戦略立案や制作を任されるようになり、最終的には戦略立案の専門担当となる場合が多くなっています。

その後は一つの企業に留まって昇格を目指す人もいれば、大手企業や外資系企業への転職を目指す人もいたりと、キャリア選択は様々です。

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