＜転職Q&A＞2つの職種へ転職を希望します。この場合、どのように自己PRを作成すれば良いでしょうか。

回答：営業職と販売職では職種が違いますので、同じ自己PRで特徴がなくなってしまうのは当たり前です。共通する部分がないとは思えませんが、ご自身の今までの経験を活かすポイントは違うはずなので、自己PRの内容も変わってくるはずです。面倒臭がらず、自己PRを2つ用意されてはいかがでしょうか。3年間の営業職で得たスキルは、このまま営業職を希望する場合はわかりやすいですが、販売職を希望する場合は異なった部分をアピールする必要があるはずです。自己PRをまとめられる場合は職種ごとに活かすスキルが異なることも念頭に入れて下さい。
また、営業職を3年ご経験されたということは、企画をし、営業活動を行われ、顧客に提案をしてきた実績がおありだと思います。
一連の営業職という職種の中でどの部分がアピールできるのか、今一度考えてみましょう。特に営業職は実績が肝です。ご自身の活動によって得た実績や成果をただ感情で伝えるのではなく、具体的な数字を加えて記載して下さい。また、販売職の場合は、販売のための企画を行い、どのように販売すれば最も収益を得られるのかを考える必要があります。共通する部分としてはいわゆるコミュニケーション能力だと思います。少なからず対人能力は必要な職種ですので、この点は共通してアピールできるはずです。対人能力の中でも特にプレゼン能力は3年間のご経験の中で培われてきたものだと思います。このように営業職のご経験を、もう一度細分化して見つめ直して、ご自身の経験がどちらの職種で活かされるのかを考え直す必要があります。
最後に、得られたスキルだけでなく、なぜその企業を応募するのかという「志望動機」も絡めて説明するようにしてください。
貴方の経験を活かせるフィールドが必ずあるはずです。