広告・IT・WEB業界  転職・面接で覚えておくべき新用語集 2016

今や常識!の広告業界用語をインプットしよう

「現在の仕事のなかで、O2O戦略については何らかの取り組みをしていますか?」。面接で聞かれても「それって何??」などということにならないように、インターネット・広告業界で最近よく使われる新用語を解説します。

1.ROAS(Return On Advertising Spend)

「何%の売上が回収できたか」を測る指標。
計算式は、「ROAS=売上÷広告費×100」。

2. RTB(Real Time Bidding)

広告の表示(インプレッション)が発生するごとに入札を自動で行い配信する広告形式。

3.Ad Exchange

各アドネットワーク・媒体が抱えている広告枠を交換できる広告枠の取引市場。

4. SSP(Supply Side Platform)

広告を供給する媒体側にとって、もっとも収益性の高い広告を自動で選び配信する仕組み。

5. DSP(Demand Side Platform)

広告を出す側の効果を最大化するためのツール。複数のアドネットワーク、
Ad Exchange、SSPから最も広告効果を最高させる広告を選び出し配信管理する。
DSPによって、配信できるアドネットワーク、Ad Exchange、SSPは異なる。

6.オムニチャネル

実店舗、オンラインショップ、SNSなど顧客とのあらゆる接点を全て連携させること。
例えば、実店舗とオンラインショップ、SNSの会員番号、パスワードを一元管理し、
オンラインショップで購入履歴の高い顧客に実店舗で割引きをしたり、
その逆を行ったりすることで、オフライン、オンライン双方での顧客の購買行動を把握。
そのノウハウを、サイトやSNSなど多岐に渡る接点での見込み顧客獲得に活用する。

7. O2O(online to offline)

オフライン(店舗などのリアル)での購買につなげるためにオンライン上で行う施策。
オムニチャネルのひとつ。

8. iBeacon(アイビーコン)

iPhoneやiPadなどのiOS端末で「beacon」とよばれる特殊な電波を受信し、
発信器の位置を確認できるサービス。O2Oと組み合わせる技術として利用されている。

9. IoT(アイ・オー・ティー、Internet of Things)

パソコンだけでなく、あらゆるモノがインターネットに接続可能になる状態。

10. ウェアラブルデバイス

Apple watchのような「身に付けることのできる電子端末」のこと。

11. キューレーションメディア

インターネット上の情報を一定の分類で収集しまとめ配信しているメディア。
DeNAが買収して話題になった「MERY」などがそれにあたる。

12. バイラルメディア

インパクトや話題性のあるコンテンツを掲載し、
SNSで拡散されそこから流入を獲得されることを目指したメディア。
「TABI  LABO」(http://tabi-labo.com/)が有名。

13. オウンドメディア

ユーザー視点を備えたECサイト、ブログ、サテライト、パンフレットなど
自社に関係する情報をコントロールできる自社所有の媒体。

14. マーケティングオートメーション

顧客ひとりひとりに対して「最適なチャネル」で「最適なコンテンツ」を
「最適なタイミング」で提供できるよう、
マーケティングを行う際に発生する作業を自動化すること。

15. コンテンツマーケティング

オウンドメディア(自社のコンテンツ)を中心に情報発信を行い、
顧客との接点を強化して収益を上げる手法。

例えば、ウィルスソフトウェアの会社がウィルスに関する情報をブログで展開し、顧客からの質問にもブログ内で回答。信頼性をあげ結果、収益につなげる、といった手法がそれにあたる。

16. グロースハック

広告費やマーケティング予算を極力かけずに、ユーザーをエンゲージメント率の高い状態に持っていくこと。
例えば、オンラインショップの画面の構成を頻繁に変えることでモニタリングを行い、その結果を活かしてサイトやサービスを改善、成長させる。グロースハックを行う人をグロースハッカーという。

インターネット・広告業界で使用する用語は常に変わっていくもの。
面接や勤め先で困らないように押さえておきましょう!

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