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転職の最大の落とし穴は「焦り」と「諦め」
苦労してやっと転職したのに、入社してすぐに仕事に対して違和感を持ち
「こんなはずではなかった」と苦しんで結局、退職してしまう…。
多くは、イメージと現実のギャップや条件をきちんと自分の中で決めていないこと、
企業に条件を確認しなかったことから引き起こされます。
そこで、転職失敗にありがちな「背伸び」「妥協」「ノーチェック」のパターンから
転職前にチェックすべきポイントを見ていきましょう。
<背伸び> 人気企業で働きたい…年収を上げたい…
どんな仕事でも、実際は地味な作業が多いものです。
実務について確認が甘く、イメージのみで転職してしまうと、
「私のやりたいことはこんなことではない!」となるでしょう。
実際に、やりがいに関わってくるのは、企業イメージや年収ではなく、
日々の仕事の業務内容、顧客や同僚など一緒に働く人たちであることがほとんどです。
チェックすべきは…
・どのような仕事内容・業務フローなのか
・自分がその仕事内容そのものに、やりがいを感じられそうなのか
・どんな人と一緒に仕事をすることになるのか
社格や待遇を何よりも優先したい!と思っていても、
仕事は毎日のことであり、何年も続けることが前提です。
業務内容についてしっかり確認し、理解・納得したうえで決断しましょう。
<妥協> 焦って希望でなはないポジションを受けてしまった…
「無職」からなるべく早く抜けだしたい、とにかく給料が上がればいい…
といった焦りから、自分が希望していなかったポジションを引き受けてしまったり、
希望よりも低い条件だったが妥協してしまったというケースもよくあります。
最初のボタンのかけ違いが尾を引き、早期退職してしまう人も多く、
入社前にポジション、給与や働き方などの条件を納得いくまで交渉することが大切です。
チェックすべきは…
・給与や労働時間など待遇面を含めた労働条件の確認
・評価制度や実際の仕事内容
なお、給与の交渉は自分の希望額をしっかり提示しましょう。
その際には、その給与を希望する「労働力の対価としての自分」についても
しっかり説明しましょう。
その一方で、譲歩できる条件を明確にしておくことも大切です。
<ノーチェック>社風、人事制度を確認しなかった…
ワンマン経営で社長の考えを着実に実行する会社、
社員の裁量に委ねられていて一から自分で考えなければならない会社。
質実剛健な会社、自由闊達な会社など、社風はさまざま。
毎日通い、多くの時間を過ごすのが会社です。
どれがいい・悪いではなく、自分に合った社風を選ぶことが大切です。
また、残業代はどうなっているのか、交通費が出るのかなど、
給与体系や福利厚生について、入ってからこんなはずではなかった…と
思わないよう必要な条件を整理しておきましょう。
チェックすべきは…
・転職先の会社の社風は自分が働きやすい社風なのか
・残業代は出るのか、などの給与関連が自分の納得いくものか
・交通費、住宅手当など福利厚生関連が自分の納得いくものか
社風などは意外に軽視しがちですが、会社の文化によって、
そこで働く人たちの考え方、仕事のスタイルは大きく変わります。
一緒に働く人はとても重要です。どんな社風でどんな人たちが働いているのか、
面接や会社訪問の際にしっかり確認しましょう。
併せて、自分が大事だと考える「社のルール」については
確認漏れのないようにしましょう。給与についてはしっかり確認していても、
福利厚生や就業規則関連の確認は抜けがちです。
「背伸び」「妥協」「ノーチェック」…。
いずれも、「自分の一番の転職理由を見極める」「仕事内容を理解する」
「企業と条件をしっかりすり合わせる」「社風を理解する」といった
当たり前のことができていないことから起こります。
しかし、転職活動を続けていると「採用されること」に意識がいき、
この当たり前のことを見失いがちなのです。
なぜ転職をするのか、転職してどうなりたいのかを自分の中で明確にし、
ブレずに転職活動するようにしてください!
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