質問:勤めてみたい職種があり、現在転職活動中です。その職種で応募している企業に対しては、思い入れが無くても応募し、後から志望動機を考えています。しかし思い入れが無いからか、あまり上手に志望動機を考えることができず、困っています。アドバイスをいただけると幸いです。
回答:職種を軸に転職活動を行う人はたくさんいると思います。また、こういった転職活動はどうしても志望動機がありきたりになってしまい、自身の思いが企業側に上手く伝わらないことがよくあります。こういった場合に使いがちなキーワードが「将来性」です。どの企業も中長期的な未来のビジョンを策定しているため、ある意味どの企業でも使用できるキーワードです。このようなどの企業でも使えるキーワードを使うことで応募者の信憑性が欠け、本当に自社を応募しているのか、採用担当者は的確に判断することが難しくなってしまいます。「将来性」は非常に便利なキーワードですが、使用は控えるべきだと考えます。
また志望動機なのですから、ご自身の希望職種について語ることも立派な志望動機です。どの企業にも通用するようなキーワードで志望動機を作成するのではなく、志望する企業における職種の魅力やその職種に就きたい理由などをしっかり伝えることの方が、よっぽど重要なのです。企業の担当者は志望動機で自社のことを書いて欲しいのではなく、なぜ自社を選ぶのかの理由を聞きたがるものです。今一度、ご自身の希望の職種について見つめ直してはいかがでしょうか。
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