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マーケティングとは?
マーケティングとは、企業の経営活動とは切っても切り離せない重要な活動です。経営学の分野では古くから研究がされ様々な理論や考え方が打ち立てられています。しかし、本当に重要なことはどこにあるのでしょうか?「マーケティング」に関する用語や理論を整理しながら考えてみましょう。
マーケティングの本質とは?
「マーケティング」という言葉から連想されるものには、「マーケティング1.0」とか「マーケティング2.0」、「4P」「Webマーケティング」など、様々な用語があるでしょう。しかし、マーケティングの本質をシンプルに言い表すと「お客様に価値を提供してお金をいただくこと」になります。マーケティングに対する考え方は時代によって変遷してきましたが、その根底にある考え方は「お客様に価値を提供してお金をいただくこと」と言えるのです。
マーケティングの基本用語とは?
このマーケティングの本質を理解するために、基本用語を押さえていきましょう。
ベネフィット
ベネフィットとは、お客様に提供する「価値」になります。お客様は商品そのものを欲しているわけではなく、その商品から得られる「何か」を求めて購入しているのです。その「何か」とは、自らの欲求を満足させる機能や、自らが抱えている問題点を解決してくれるものです。これらが「ベネフィット」です。
差別化
お客様にベネフィットを提供できるからといって、お客様に買ってもらえるとは限りません。なぜなら、同じような商品やサービスを提供している競合相手がいるからです。その競合の中から自分たちの商品を選んでもらうためには「差別化」が必要になります。ではどうやって競合と差別化をするかというと、それは「強み」での差別化になります。自分たちの「強み」をもって、競合他社との差別化を行うのです。
自分たちの強みがわからない、強みがないという人もいるかもしれません。その場合は、頑張って探しましょう。探しても見つからない場合は作り出しましょう。「強み」について考える時には次の2つの軸で考えるとよいでしょう。
商品軸
より低価格でより便利に商品・サービスが入手できるように「手軽さ」を志向するか、最新・最高の技術を駆使して「高級さ」を志向するか
顧客軸
誰にでも受け入れられるような商品・サービスを志向するか、個別の顧客に合わせた商品・サービスを志向するか
セグメンテーション
どんな強みで勝負していくかが決まると、次は対象となるお客様を決めていきます。そこで必要になるのがセグメンテーションです。セグメンテーションとは、ある基準に従ってお客様を分けることです。代表的な基準としては、「地理的基準(住んでいる地域による基準)」や「年齢別基準(年齢・世代による基準)」「心理的基準(有名人への憧れ等)」があります。
ターゲッティング
セグメンテーションによってお客様を分けることができれば、次はターゲッティングでお客様を絞り込みます。絞り込みをしなければ、絞り込みをしてきた競合相手にお客様を奪われることになるからです。ターゲッティングはセグメンテーションとセットで行います。お客様を絞り込むのであれば、お客様を分ける必要があります。
4P
どのように差別化しどのようにお客様を絞り込んでいくかを4つの切り口から分析したものです。4つのPとは、「Product(製品・サービス)」「Price(価格)」「Place(販売チャネル)」「Promotion(販売促進)」の頭文字をとったものです。どのような製品・サービスを、どのような価格で、どのように提供し、どのようにしてお客様へ訴求するかという、企業活動にとって基本的なベースとなる考え方です。
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