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SEOとは?
SEOとは「Search Engine Optimization」のことで、日本語では検索エンジン最適化と言います。インターネットで検索を行うユーザに対して、自社のウェブサイトが表示されるようにページを最適化することです。コンテンツマーケティングにとっては、自社のウェブサイトへユーザを誘導するための入り口対策となります。
今回はこのSEOについて詳しく見ていきましょう。
SEO対策とはGoogle対策?
日本でよく使用されている検索サービスは、GoogleとYahoo!です。では、それぞれの検索サービスに対して最適化が必要かというとそうではありません。Yahoo!の検索サービスは、Googleの検索サービスを利用しているので、基本的にはGoogle検索に対する対策を行っておけばよいということになります。ただし、Yahoo!検索ではGoogleの検索エンジンを使用して検索結果をとってきた後に、自社のサービス(Yahoo!ショッピングやヤフオク、Yahoo!ニュース等)に関する情報を付加して表示されます。両社の間にはそのような差異があることに注意しましょう。
SEOのポイント
SEO対策を検討する上で重要なポイントは、Google社の基本的な考え方を知ること、ユーザが入力する検索キーワードの背景にあるものを知ることです。
Google社の基本的な考え方
Google社の基本的な考え方は、「すべてはユーザのため」というものです。この考え方は昔から変わっていません。検索結果で良質なコンテンツを持つページを上位に表示したり、ページ表示の遅いページにはマークを付けるテストを行ったりしているのは、すべてはユーザのためであるという、基本的な考え方に従ったものです。Googleの検索アルゴリズムを逆手にとったような、テクニック的な対策が流行した時期もありましたが、そのような考え方は現在では通用しないのです。検索を行ったユーザにとって有益な情報を含むコンテンツ制作が求められるのです。
検索キーワードの背景にあるもの
SEO対策をしたコンテンツ制作を行うためには、検索キーワードの背景にあるユーザのニーズをつかまなければなりません。検索キーワードはユーザのニーズが視覚化されたものということができます。その検索キーワードやその背景にあるユーザのニーズと自社の製品・サービスとを結びつけるようなコンテンツ制作が必要になります。検索キーワードからニーズを把握するには、サジェストキーワードやキーワードプランナー等のツールが役に立ちます。
SEOの市場動向
2015年度のSEOの市場規模は前年比約110%となる約395億円となっており、順調に推移しています。2015年の大きな特徴としては、PCとスマートフォンの検索件数が逆転し、スマートフォンからの検索が多くなっています。スマートフォンが広く普及し、だれでも手軽に検索できるようになったためと考えられます。
企業側の意識としては、今後もSEO対策がマーケティング活動のうち重要な施策として捉えられています。また、2020年の東京オリンピック開催に向けてインバウンド観光客向けのSEO対策も重要となってきます。しかし、Yahoo!が常時SSL接続を導入したことから自然検索流入からのキーワード取得ができなくなります。そのため、今後は検索キーワードよりも、検索行動に至るユーザの意図をより正確につかむことが重要になってくると考えられています。
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